レディースドライバーを短尺に改造してミート率アップ!振りやすさを手に入れる方法

レディースドライバーを短尺に改造してミート率アップ!振りやすさを手に入れる方法
レディースドライバーを短尺に改造してミート率アップ!振りやすさを手に入れる方法
ゴルフクラブ・ギア情報

「ドライバーが長すぎてうまく当たらない」「振り遅れて右に飛んでしまう」と悩んでいる女性ゴルファーは意外と多いものです。市販されているレディース用のドライバーは、誰にでも使いやすいよう設計されていますが、身長や筋力によっては長さがストレスになることもあります。そんな悩みを解決する手段の一つが、クラブを短くする「短尺改造」です。

この記事では、レディースドライバーを短尺に改造するメリットや具体的な方法、失敗しないための注意点を詳しく解説します。自分にぴったりの長さに調整することで、ショットの安定感が劇的に変わるかもしれません。ゴルフをもっと楽しく、もっと楽にプレーするためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

  1. レディースドライバーを短尺に改造するメリットと基本知識
    1. ミート率が劇的に向上し大きなミスショットが減る
    2. 振り抜きやすさがアップしてスイングが安定する
    3. 方向性が安定しフェアウェイキープ率が高まる
  2. 短尺化を検討するタイミングと向いている人の特徴
    1. 身長に合わない長いクラブで苦戦している女性ゴルファー
    2. 飛距離よりもまずはスコアをまとめたいと考えている場合
    3. 練習では打てるのにコースに出るとドライバーが苦手になる方
  3. ドライバーを短尺にする具体的な2つの改造方法
    1. 今使っているシャフトの先端や手元をカットする
    2. 最初から短尺専用のシャフトにリシャフトする
    3. グリップを少し短く持つ「擬似的な短尺化」から試してみる
  4. 短尺改造で失敗しないための「バランス」と「重量」の調整法
    1. シャフトを短くするとヘッドが軽く感じる「スイングバランス」の変化
    2. 鉛(ウェイト)を使ってヘッド重量を調整し、振り心地を整える
    3. グリップ交換時の重量選びも短尺化を成功させる大事な要素
  5. ショップに依頼する場合の費用相場と注意点
    1. ゴルフショップや工房に依頼した場合の工賃とパーツ代
    2. 自分で行うDIY改造のリスクとプロに任せるべき理由
    3. シャフトを切りすぎると元に戻せないという最大のリスク管理
  6. レディースドライバーの短尺改造でよくある悩みと解決策
    1. 短くすると飛距離が落ちると聞いたけれど本当?
    2. 短尺にしたら球が上がらなくなった時の対処法は?
    3. 短尺ドライバーはレディースモデル以外で作ることもできる?
  7. レディースドライバーの短尺改造で理想のスイングを手に入れよう

レディースドライバーを短尺に改造するメリットと基本知識

ドライバーの短尺化とは、一般的なクラブの長さよりもあえて短く設定することを指します。女性用のドライバーは通常43.5インチから44.5インチ程度が主流ですが、これを0.5インチから1インチほど短くするだけで、振った時の感覚は大きく変わります。まずは短尺化がどのような効果をもたらすのか、基本的な知識を深めていきましょう。

ミート率が劇的に向上し大きなミスショットが減る

ドライバーを短くする最大のメリットは、クラブの芯でボールを捉える「ミート率」が上がることです。クラブは長ければ長いほど、スイング中にヘッドが描く円が大きくなり、中心を捉えるのが難しくなります。わずか数センチの差ですが、短くなることでヘッドのコントロールがしやすくなり、芯に当たる確率が格段にアップします。

芯を外したミスショットは、飛距離を大幅に落とすだけでなく、手のしびれや不快な打感の原因にもなります。短尺化によって打点が安定すれば、結果として平均飛距離が伸びるケースも珍しくありません。また、大きな空振りや極端なチョロ(ボールの上を叩いてしまうミス)といった、スコアを大きく崩すトラブルを防ぐ効果も期待できます。

ミート率が向上すると、自分のスイングに対する自信が持てるようになります。当たるかどうかの不安がなくなれば、よりスムーズなスイングができるようになり、良い循環が生まれます。まずは「しっかり当てる」というゴルフの基本を、物理的な長さの調整でサポートするのが短尺改造の狙いです。

振り抜きやすさがアップしてスイングが安定する

クラブが短くなると、スイング中の空気抵抗や遠心力が抑えられ、最後までしっかりと振り切れるようになります。レディースモデルはもともと軽く作られていますが、長さがあることで「重い」と感じたり、「振らされている」感覚になったりすることがあります。短尺化することで、自分の筋力でコントロール可能な範囲に収めることができます。

特に体格が小柄な女性の場合、標準的な長さのドライバーではトップの位置でクラブが垂れ下がってしまったり、フィニッシュで体が崩れてしまったりすることがあります。短くすることで、スイングの軌道がコンパクトになり、常に同じリズムで振れるようになります。これは、安定したショットを打つために非常に重要なポイントです。

振り抜きが良くなると、ヘッドスピードが自然と上がることもあります。長さを利用して飛ばそうとするよりも、振り切れる範囲の長さで加速させる方が、効率よくエネルギーをボールに伝えられるからです。無理な力みが消えるため、ラウンドの後半になっても疲れにくくなるという隠れたメリットもあります。

方向性が安定しフェアウェイキープ率が高まる

短尺ドライバーは、ボールを遠くに飛ばすことよりも、狙った場所へ運ぶ能力に優れています。クラブが短いほどスイングの半径が小さくなるため、左右へのブレを最小限に抑えることが可能です。特にドライバーでのOB(コース外への打ち込み)に悩んでいる方にとって、短尺化は非常に有効な対策となります。

多くの女性ゴルファーが経験する「スライス(右に曲がる球)」は、振り遅れが原因であることが多いです。長いシャフトはヘッドが戻ってくるまでに時間がかかりますが、短くすればヘッドを戻しやすくなり、フェース(クラブの面)を真っ直ぐに向けた状態でインパクトしやすくなります。これにより、曲がりの少ないストレートに近い弾道が打ちやすくなります。

フェアウェイをキープできるようになれば、2打目以降が格段に楽になります。ラフからの難しいショットを減らすことは、スコアアップへの最短距離です。短尺改造は、飛距離の最大値を追い求めるのではなく、平均点を底上げしてゴルフの内容を安定させるための賢い選択と言えるでしょう。

短尺化を検討するタイミングと向いている人の特徴

すべての女性ゴルファーがドライバーを短くすべきというわけではありません。今のクラブに満足しているなら、あえて手を加える必要はないでしょう。しかし、特定の悩みを持っている方にとっては、短尺化が劇的な解決策になることがあります。ここでは、どのようなタイミングで検討すべきか、具体的に解説します。

身長に合わない長いクラブで苦戦している女性ゴルファー

ゴルフショップで販売されているレディスモデルは、平均的な女性の体格に合わせて設計されています。そのため、身長が150cm前後の小柄な方にとって、標準的な44インチ以上のドライバーは「長すぎる」と感じるのが自然です。構えた時に手元が高くなりすぎたり、ソール(底面)が地面に綺麗に接地しなかったりする場合は、長さが合っていないサインです。

自分に合わない長さのクラブを使っていると、不自然な前傾姿勢やスイングフォームになりやすく、変な癖がついてしまう原因にもなります。もし、アドレス(構え)に違和感がある、または地面を叩いてしまいそうで怖いと感じるなら、クラブの長さを疑ってみる価値があります。自分の体格にフィットした道具を使うことは、上達への近道です。

目安として、アイアンは得意なのにドライバーだけが極端に苦手という方は、クラブの長さが影響している可能性が高いです。アイアンは短いのでコントロールしやすいですが、ドライバーだけが急に長くなるため、その差に対応できていないのです。ドライバーをアイアンの感覚に近づけるために、少し短くするのは非常に合理的な判断です。

飛距離よりもまずはスコアをまとめたいと考えている場合

「たまに当たると飛ぶけれど、ほとんどはどこへ行くかわからない」という状態では、なかなかスコアは良くなりません。ゴルフはミスのスポーツと言われるように、いかに致命的なミスを減らすかが鍵となります。飛距離を10ヤード伸ばすことよりも、常に2打目が打てる場所にボールを置くことを優先したい時期が、短尺化の検討タイミングです。

短尺改造を行うと、計算上の最大飛距離は数ヤード落ちる可能性があります。しかし、芯を外した当たり損ねが減るため、平均飛距離はむしろ伸びることが多いです。また、OBを打たないという安心感はメンタル面でも大きなプラスになります。「飛ばすクラブ」から「大ケガをしないクラブ」へ意識を変えたいのであれば、短尺化は最高の選択肢となります。

スコア100切りや90切りを目指している段階では、ドライバーの安定感は武器になります。ティーショットが安定すれば、心に余裕が生まれ、アプローチやパターに集中できるようになります。ゴルフのゲーム性を理解し、戦略的にスコアを伸ばしたいと考えている向上心のある女性にこそ、短尺ドライバーはおすすめです。

練習では打てるのにコースに出るとドライバーが苦手になる方

練習場ではマットの上から打つため、多少のダフり(ボールの手前を叩くミス)も滑って許容されます。しかし、コースのティーグラウンドは平坦に見えても微妙な傾斜があり、芝の状態も異なります。長いクラブはこうした環境の変化に弱く、少しのバランスの崩れが大きなミスにつながります。本番で練習通りのショットが出ないのは、クラブの長さが余裕を奪っているからかもしれません。

プレッシャーがかかる場面では、どうしてもスイングが速くなったり、体が硬くなったりしがちです。そんな時でも短いクラブであれば操作性が良いため、手元での微調整が効きやすく、致命的なミスを回避しやすくなります。練習場でのナイスショット率と、コースでの成功率のギャップが大きいと感じるなら、道具のスペックを見直す時期と言えるでしょう。

コースで「長いな」と感じながら振っていると、無意識にスイングが慎重になりすぎてしまいます。思い切り振り抜くことができなければ、本来のパフォーマンスは発揮できません。短尺改造によって「これならしっかり振れる」という安心感を手に入れることが、コースでの成功体験を増やすきっかけになります。

短尺化のメリットを感じやすいチェックリスト

・身長が155cm以下である
・ドライバーの芯に当たる確率が低い
・スライスや右へのプッシュアウトが多い
・ドライバーを振る時に「長い」「重い」と感じる
・飛距離よりもフェアウェイキープ率を上げたい

これらに複数当てはまる場合は、短尺改造を前向きに検討してみるのが良いでしょう。

ドライバーを短尺にする具体的な2つの改造方法

ドライバーを短くするといっても、ただ適当に切れば良いというわけではありません。大きく分けて、今あるクラブを加工する方法と、新しく部品を組み合わせて作る方法の2種類があります。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを理解して、自分に合った方法を選びましょう。

今使っているシャフトの先端や手元をカットする

現在愛用しているドライバーのシャフトを、工房などで数センチ切断してもらう方法です。最も手軽でコストを抑えられる改造と言えます。一般的にはグリップ側(バット側)をカットすることが多いですが、シャフトの特性を変えるために先端側(チップ側)をカットする場合もあります。どちらをカットするかで、振った時の硬さや感触が変わります。

グリップ側をカットした場合、シャフトの特性は大きく変わりませんが、全体的に少し硬く感じることがあります。また、シャフトが短くなることで、ヘッドの重さを感じにくくなる「バランスの低下」が起こります。これを補うために、ヘッドに重りを貼るなどの調整が必要になるケースがほとんどです。「今のクラブが気に入っているけれど、少しだけ長く感じる」という方におすすめの方法です。

ただし、一度切ってしまったシャフトは元の長さに戻すことができません。改造する際は、まず0.5インチ程度から試してみるなど、慎重に進めるのが無難です。また、シャフトを切断すると中古クラブとしての価値が下がってしまうことも、念頭に置いておく必要があります。

最初から短尺専用のシャフトにリシャフトする

今使っているヘッドはそのままに、新しく短尺用に設計されたシャフトに差し替える方法です。これを「リシャフト」と呼びます。短尺専用シャフトは、短くしても硬くなりすぎないように設計されていたり、ヘッドの重さを感じやすいように工夫されていたりします。最新の技術を使ったシャフトを選ぶことで、飛距離性能を維持しつつ安定性を高めることが可能です。

短尺専用モデルは、スイングバランスが崩れにくいように手元側を重く設計しているものも多く、切断による改造よりも自然な振り心地を実現しやすいのが特徴です。最高のパフォーマンスを求めるのであれば、リシャフトによる短尺化が最も確実な方法です。シャフト選びについては、専門のフィッターに相談すると自分のスイングに最適なものを見つけてもらえます。

費用はシャフト代(1.5万円〜5万円程度)と工賃がかかるため、切断よりも高額になります。しかし、元のシャフトを保管しておけば、万が一合わなかった場合に戻すことができるという大きな安心感があります。本格的に短尺ドライバーの恩恵を受けたいなら、検討する価値が十分にあります。

グリップを少し短く持つ「擬似的な短尺化」から試してみる

改造にお金をかける前に、まずはグリップを指2本分ほど短く持って打ってみてください。これは誰にでもすぐにできる「擬似的な短尺化」です。短く持つことで、スイング中に感じる重さが軽くなり、操作性が向上します。これでショットが安定するのであれば、あなたの悩みは「長さ」に原因があることが証明されます。

もし短く持って打った時の感覚が良いのであれば、本格的な改造に踏み切る自信になります。逆に、短く持ってもあまり効果が感じられない場合は、長さ以外の要素(重量や硬さ、スイング自体など)に問題がある可能性もあります。「まずは0円で試してみる」ことができるこの方法は、失敗を防ぐための重要なステップです。

日常的に短く持ってプレーするプロゴルファーもたくさんいます。しかし、短く持つとグリップの細い部分を握ることになるため、手に馴染みにくいという欠点があります。また、毎回同じ位置で握るのが難しいことも。擬似的な体験でメリットを実感できたら、それを固定するために正式な改造を行うというのが、賢いステップアップの形です。

短尺改造で失敗しないための「バランス」と「重量」の調整法

シャフトを短くすると、物理の法則で必ず起こる変化があります。それを理解せずに単に短くするだけだと、「スカスカしてどこにヘッドがあるか分からない」「棒のように硬く感じる」といった失敗につながります。改造を成功させるために、調整のポイントを押さえておきましょう。

シャフトを短くするとヘッドが軽く感じる「スイングバランス」の変化

ゴルフ用語で「スイングバランス」という言葉があります。これはクラブを振った時に、ヘッドの重みをどの程度感じるかを示す指標(D1やC8など)です。シャフトを1インチ短くすると、このバランスは約6ポイントも軽くなってしまいます。例えば、標準的なレディースドライバーのバランスが「C5」だとすると、1インチ切るだけで「C0」以下の非常に軽い感触になってしまいます。

バランスが軽すぎると、スイング中にヘッドの位置が感じにくくなり、かえって打点が不安定になります。また、手だけでクラブを操作しやすくなってしまい、手打ちを助長する恐れもあります。「短くしたらヘッドを少し重くする」という調整は、セットで考えるべき必須の工程です。

このバランス感覚は人それぞれ好みがありますが、基本的には改造前と同じくらいのバランスに近づけることが推奨されます。数値にこだわりすぎる必要はありませんが、「以前と同じようなヘッドの重みを感じられるか」を基準に調整を行っていきます。

鉛(ウェイト)を使ってヘッド重量を調整し、振り心地を整える

短くなって軽くなったヘッドの重みを取り戻すために最も一般的なのが、ヘッドに「鉛(なまり)」を貼る方法です。ゴルフショップなどで販売されている薄い鉛のテープを、ヘッドの底面(ソール)に貼り付けます。わずか数グラムの鉛でも、振った時の重みは劇的に変化します。

鉛を貼る位置によって、球の上がりやすさや捕まりやすさを微調整することも可能です。ソールの中央後方に貼れば球が上がりやすくなり、ヒール(シャフトに近い側)に貼ればスライスを抑える効果が期待できます。最初は少しずつ貼り足していき、自分が一番気持ちよく振り抜ける重さを探っていくのがコツです。

最近のドライバーの中には、ウェイト(重り)をネジで交換できるタイプもあります。その場合は、標準よりも重いネジに交換することで、見た目も損なわずに重量調整が可能です。鉛を貼るのは見た目が気になるという方は、こうした可変式ウェイトのモデルを選ぶのも一つの手です。

スイングバランス調整の目安

1インチ短くした場合、バランスを元に戻すにはヘッドに約10g〜12gの加重が必要になると言われています。これはかなりの重さなので、振りやすさとの兼ね合いを見ながら5g〜8g程度の加重からスタートするのが一般的です。

グリップ交換時の重量選びも短尺化を成功させる大事な要素

シャフトをカットする場合、必然的にグリップを新しいものに交換することになります。この時の「グリップの重さ」も、クラブ全体のバランスに影響を与えます。一般的に、グリップが軽ければヘッドが重く感じ(バランスが上がる)、グリップが重ければヘッドが軽く感じます。

もし、シャフトを短くしてヘッドを重く感じさせたいのであれば、あえて軽量グリップを選ぶという選択肢もあります。逆に、クラブ全体が軽くなりすぎるのを防ぎたいなら、標準より少し重めのグリップを装着することで総重量を確保できます。「ヘッド・シャフト・グリップ」の3つの重さのバランスをトータルで考えることが重要です。

また、女性は手が小さい方も多いため、グリップの太さも慎重に選びましょう。シャフトをカットすると、挿入する部分のシャフト径が変わるため、以前と同じグリップを付けても太さが変わってしまうことがあります。握り心地が変わるとスイングに悪影響を及ぼすため、信頼できるショップで相談しながら決めるのがベストです。

ショップに依頼する場合の費用相場と注意点

自分自身でクラブを改造するのは、専用の工具が必要なだけでなく、怪我やクラブの破損のリスクも伴います。特に女性ゴルファーの方は、信頼できるゴルフショップや工房に依頼するのが安心です。ここでは、ショップに依頼した際にかかる費用の目安や、注意すべきポイントをまとめました。

ゴルフショップや工房に依頼した場合の工賃とパーツ代

既存のシャフトをカットして調整する場合、費用は比較的リーズナブルです。一般的な相場は以下の通りです。

項目 費用の目安 備考
シャフトカット工賃 1,000円 〜 2,000円 1本あたりの作業料
グリップ代 1,000円 〜 2,500円 種類によって異なります
グリップ交換工賃 500円 〜 1,000円 グリップ購入で無料になる店舗も
バランス調整(鉛・ウェイト) 500円 〜 1,500円 材料費と作業料

合計で、3,000円から6,000円程度で改造が可能です。一方で、リシャフト(シャフト交換)を行う場合は、これに加えてシャフト本体の代金(20,000円前後〜)が必要になります。予算と目的に合わせて、どちらの方法が良いか店員さんと相談してみましょう。

自分で行うDIY改造のリスクとプロに任せるべき理由

インターネットで調べると、自分でシャフトをカットする方法も出てきます。しかし、カーボンシャフトの切断は難易度が高く、適切な工具を使わないと繊維がささくれたり、ヒビが入ったりすることがあります。万が一スイング中にシャフトが折れると非常に危険ですので、DIYでの改造は基本的におすすめしません。

プロの工房では、専用の高速カッターで綺麗に断面を処理し、1グラム単位で重量を計測しながらバランスを整えてくれます。また、シャフトの挿し込み角度(向き)なども考慮してくれるため、クラブの性能を最大限に引き出すことができます。数千円の工賃で安全と性能が手に入るのであれば、プロに任せる方が圧倒的にコスパが良いと言えます。

また、ショップでは改造前に「鳥カゴ(試打スペース)」で計測をしてくれることもあります。今のスイングを分析した上で、「本当に短くすべきか」「何インチ切るのが最適か」を客観的にアドバイスしてもらえるのも、プロに依頼する大きなメリットです。自分の思い込みだけで改造して失敗するのを防いでくれます。

シャフトを切りすぎると元に戻せないという最大のリスク管理

短尺改造を行う上で、絶対に忘れてはいけないのが「切ったものは伸ばせない」という事実です。一度カットしてしまったシャフトは、特殊な延長パーツを使わない限り元の長さには戻りません。しかし、延長パーツを使うと打感や強度が変わってしまうため、基本的には「一発勝負」だと思ってください。

そのため、最初から大幅に短くするのは危険です。例えば「もっと短いほうがいい気がする」と思っても、まずは0.25インチ〜0.5インチ程度のカットからスタートするのが賢明です。少し短くして練習場やコースで試してみて、それでもまだ長いと感じるならさらに追加でカットすることは可能です。

また、短くしすぎるとシャフトが極端に硬くなり、ボールが上がりにくくなるという副作用も出やすくなります。女性のスイングスピードでは、ある程度の「しなり」がないと飛距離を稼ぐのが難しくなります。ショップの担当者とよく相談し、自分のヘッドスピードやスイングスタイルに合った「限界の短さ」を見極めてもらいましょう。

改造のポイントまとめ:
・まずはプロに相談する
・一度にたくさん切りすぎない(まずは0.5インチ目安)
・バランス調整(重り)もセットで依頼する
・グリップの太さや重さにもこだわる

レディースドライバーの短尺改造でよくある悩みと解決策

短尺化を検討している方、あるいは実際に短くしてみた方が直面しやすい悩みについて、Q&A形式で解説します。あらかじめ解決策を知っておくことで、不安を解消して改造に踏み出すことができます。

短くすると飛距離が落ちると聞いたけれど本当?

理論上、クラブが短くなるとヘッドスピードがわずかに低下するため、飛距離の「最大値」は落ちる可能性があります。しかし、これは「芯で完璧に捉えた時」の話です。アマチュア、特にレディースゴルファーの場合は、芯を外すことによる飛距離ロスの方がはるかに大きいのが現実です。

短尺化によってミート率が上がれば、ボールに伝わるエネルギー効率(スマッシュファクター)が向上します。その結果、平均飛距離は変わらないか、むしろ伸びる人が多いのです。10回に1回の超ナイスショットよりも、10回中8回そこそこの当たりが出る方が、実際のラウンドではスコアに貢献します。飛距離不足を心配しすぎる必要はありません。

短尺にしたら球が上がらなくなった時の対処法は?

シャフトを短くすると、シャフト全体のしなり量が減り、硬く感じるようになります。これが原因で、インパクト時のロフト(フェースの角度)が立ちすぎてしまい、球が低くなることがあります。そんな時は、ヘッドのソール後方に鉛を貼ることで、重心を深くして球を上げやすくすることができます。

もし可変式(カチャカチャ)機能がついているドライバーなら、ロフト角を1度〜2度大きく設定してみるのも有効です。また、ボールを置くティーの高さを少しだけ高くすることで、アッパーブロー(下から上へ叩く)を促し、打ち出し角度を確保することもできます。道具の調整と小さな工夫で、理想の弾道は取り戻せます。

短尺ドライバーはレディースモデル以外で作ることもできる?

はい、可能です。最近ではあえて「メンズ用のヘッド」を短くして使う女性ゴルファーも増えています。メンズ用のヘッドはレディースよりも少し重く作られているため、シャフトを短くしてもスイングバランスが出やすい(ヘッドの重みを感じやすい)というメリットがあります。

特にスイングスピードが速い方や、もっとしっかりした打感が欲しい方は、メンズ用の中古ヘッドにレディース用やシニア用のシャフトを短めに差して組むと、非常に使い勝手の良い短尺ドライバーが出来上がります。レディースモデルという枠に囚われず、「自分にとって最適な重さと長さ」を追求できるのも改造の醍醐味です。

ただし、メンズヘッドは重心設計が異なるため、女性には球が上がりにくかったり、捕まりにくかったりすることもあります。ロフト角が大きめのもの(12度前後)を選ぶなど、スペック選びには注意が必要です。こうしたカスタマイズは、経験豊富なクラフトマンがいる工房で相談しながら進めるのが一番の近道です。

レディースドライバーの短尺改造で理想のスイングを手に入れよう

まとめ
まとめ

ここまで、レディースドライバーの短尺改造について詳しく解説してきました。クラブを短くすることは、単なる手抜きではなく、自分の持てる力を最大限に発揮するためのポジティブな戦略です。最後に、この記事の重要なポイントを振り返りましょう。

まず、短尺化の最大のメリットは、ミート率の向上と方向性の安定です。振り遅れを防ぎ、芯でボールを捉えやすくなることで、フェアウェイキープ率が上がり、スコアアップに直結します。特に小柄な女性や、ドライバーに苦手意識がある方にとって、短尺化は大きな助けとなります。

改造の方法には、今のシャフトをカットする方法と、専用シャフトへ交換する方法があります。どちらの場合も、シャフトを短くすることで失われる「ヘッドの重み(スイングバランス)」を、鉛やウェイトで適切に補うことが成功の鍵です。この調整を怠ると、振り心地が悪くなってしまうので注意しましょう。

改造を検討する際は、まずは今のグリップを短く持って打ってみることから始めてみてください。それで効果を実感できたら、信頼できるショップや工房に依頼しましょう。プロのアドバイスを受けながら、少しずつ長さを調整していくことで、自分にとって最高の「相棒」となるドライバーが完成します。

道具を自分に合わせることは、ゴルフの上達において非常に大切な要素です。既製品の長さに振り回されるのではなく、自分にぴったりの短尺ドライバーを手に入れて、自信を持ってティーグラウンドに立ちましょう。ショットが安定すれば、ゴルフはもっと楽しく、もっと素晴らしいものになるはずです。

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