「今のドライバー、なんだか振りづらい…」「もっと飛距離を伸ばしたい!」そんな悩みを抱えていませんか?
もしかしたら、その原因はあなたとゴルフクラブのシャフトが合っていないからかもしれません。
リシャフトとは、ゴルフクラブのシャフト(棒の部分)を自分に合ったものに交換すること。 これにより、飛距離アップや方向性の安定など、様々なメリットが期待できます。
しかし、いざリシャフトしようと思っても、「料金はいくらかかるの?」「どこに頼めばいいの?」といった疑問が浮かびますよね。
この記事では、そんなリシャフトに関する料金の疑問を解消します。料金の内訳から依頼先ごとの特徴、費用を抑えるポイントまで、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
リシャフト料金の相場と内訳を徹底解説!
ゴルフクラブのリシャフトにかかる費用は、大きく分けて「工賃」「シャフト本体の価格」「グリップの価格」の3つで構成されています。 それぞれの相場を知ることで、リシャフト全体の費用感を把握することができます。
リシャフトにかかる総額の目安
まず、リシャフトにかかる総額の目安から見ていきましょう。選ぶシャフトやグリップのグレードによって価格は大きく変動しますが、一般的な相場は以下の通りです。
【クラブ別 リシャフト料金の目安(1本あたり)】
- ドライバー:15,000円~60,000円程度
- フェアウェイウッド:10,000円~50,000円程度
- アイアン:5,000円~30,000円程度
※シャフト本体とグリップ代、工賃を含んだおおよその金額です。
ドライバーは高性能なカーボンシャフトを選ぶことが多いため、比較的高額になる傾向があります。 一方、アイアンはスチールシャフトを選ぶことが多く、ドライバーに比べると安価にリシャフトできる場合が多いです。 もちろん、アイアンでも高性能なカーボンシャフトを選んだり、セットで複数本をリシャフトしたりすると総額は高くなります。
【料金の内訳①】工賃
工賃は、シャフトを交換するための作業費用のことです。これには、元のシャフトをヘッドから抜き取る作業、新しいシャフトを装着する作業、長さやバランスの調整などが含まれます。
工賃の相場は、1本あたり3,000円~5,500円程度です。 大手のゴルフショップなどでは、比較的リーズナブルな価格設定になっていることが多いです。
工賃には以下の作業が含まれているのが一般的です。
- シャフトの抜き取り:ヘッドに固定されている古いシャフトを取り外します。
- シャフトの装着(接着):新しいシャフトをヘッドに真っ直ぐに装着し、専用の接着剤で固定します。
- 長さ調整(カット):指定された長さにシャフトをカットします。
- バランス調整:クラブのヘッドとグリップの重さのバランスを調整します。
- ソケットの取り付け:ヘッドとシャフトの境目にあるパーツを取り付けます。
【料金の内訳②】シャフト本体の価格
リシャフト料金の中で最も大きな割合を占めるのが、このシャフト本体の価格です。シャフトは素材や性能によって価格が大きく異なり、まさにピンからキリまであります。
| シャフトの種類 | 価格帯の目安(1本) | 特徴 |
|---|---|---|
| スチールシャフト | 4,000円~15,000円程度 | 主にアイアンに使用される。重量があり、コントロール性に優れる。比較的安価なモデルが多い。 |
| カーボンシャフト(汎用モデル) | 10,000円~30,000円程度 | 軽量でしなりやすく、飛距離を出しやすい。ドライバーやフェアウェイウッドに多く使われる。 |
| カーボンシャフト(高性能モデル) | 30,000円~80,000円以上 | 有名メーカーの最新モデルなど。特殊な素材や製法が用いられ、飛距離と安定性を高いレベルで両立する。 |
メーカー純正のシャフト(新品クラブに最初から装着されているシャフト)は比較的安価ですが、カスタムシャフトと呼ばれる専門メーカーのものは高価になる傾向があります。 どのシャフトを選ぶかによって総額が大きく変わるため、予算と求める性能をショップのスタッフやクラフトマンとよく相談して決めることが重要です。
【料金の内訳③】グリップの価格
リシャフトをする際には、基本的にグリップも新しく交換する必要があります。グリップも様々な種類があり、価格も異なります。
グリップの相場は、1本あたり1,000円~3,000円程度です。
グリップは、太さ、素材、バックライン(グリップの裏側にある盛り上がり)の有無など、様々な選択肢があります。直接手に触れる部分であり、スイングのしやすさやフィーリングに大きく影響するため、こだわって選びたいパーツです。多くのショップではグリップ交換の工賃が別途必要になる場合がありますが、リシャフトと同時に行う場合は工賃がサービスになることもあります。
【依頼先別】リシャフト料金と特徴の違い

リシャフトを依頼できる場所は、主に「ゴルフ工房」「大手ゴルフショップ」「ゴルフメーカー」の3つです。 それぞれに特徴や料金体系が異なるため、自分に合った依頼先を選ぶことが大切です。
ゴルフ工房(専門店)
ゴルフ工房は、クラブの修理やカスタマイズを専門に行うお店です。経験豊富なクラフトマンが在籍しており、専門的な知識と高い技術力でリシャフトを行ってくれます。
【特徴】
- 専門的なフィッティングで最適なシャフトを提案してくれる
- シャフトの種類が豊富で、マニアックなモデルも見つかる
- 長さやバランス、ライ角・ロフト角など、細かい調整に対応可能
- 工賃は大手ショップに比べてやや高めに設定されていることがある
工房の最大の魅力は、一人ひとりのスイングや悩みに合わせた丁寧なカウンセリングとフィッティングです。弾道測定器などを使ってスイングを分析し、膨大な種類のシャフトの中から最適な一本を提案してくれます。とにかく自分にピッタリのクラブを作りたい、クラブに強いこだわりがあるというゴルファーにおすすめです。工賃は店舗によりますが、1本あたり4,000円~6,000円程度が目安です。
大手ゴルフショップ
ゴルフ5や、つるやゴルフ、ヴィクトリアゴルフといった全国に店舗展開している大型のゴルフ用品店でもリシャフトを受け付けています。
【特徴】
- 工賃が比較的安価で、料金体系が明確
- 店舗数が多く、気軽に立ち寄りやすい
- フィッティングサービスを実施している店舗も多い
- 工房に比べるとシャフトの種類が限られる場合がある
- 納期は店舗の混雑状況によるが、数日~1週間程度が一般的
大手ショップのメリットは、料金の分かりやすさとアクセスのしやすさです。例えばゴルフ5では、リシャフト工賃が1本3,300円からとリーズナブルな価格設定になっています。 最新の計測器を備えたフィッティングコーナーを設けている店舗も多く、専門スタッフに相談しながらシャフトを選ぶことができます。 リシャフトが初めての方や、費用を抑えたい方にとって利用しやすい選択肢と言えるでしょう。
ゴルフメーカー
キャロウェイやテーラーメイドといったゴルフクラブのメーカーに直接リシャフトを依頼する方法です。
【特徴】
- メーカー純正の作業で安心感が高い
- メーカーが推奨するシャフトの中から選べる
- 納期が長く、料金も高くなる傾向がある
- 対応できるシャフトの種類が限られる
メーカーに依頼する最大のメリットは、そのクラブを知り尽くした専門家による作業という安心感です。ただし、基本的にはメーカーが取り扱っているシャフトへの交換となり、選択肢は限られます。また、クラブを一度メーカーの工場に送る必要があるため、手元に戻ってくるまでに数週間かかることも少なくありません。料金も工房やショップに比べて割高になることが多いため、メーカー純正の組み合わせに強いこだわりがある方向けの方法と言えます。
リシャフトを依頼する流れと期間
リシャフトが初めての方でも安心して依頼できるよう、一般的な流れと作業にかかる期間(納期)について解説します。お店によって多少の違いはありますが、大まかなステップは同じです。
STEP1:相談・カウンセリング
まずはリシャフトしたいクラブを持ってお店に行き、スタッフやクラフトマンに相談します。「飛距離を伸ばしたい」「スライスを直したい」「球が上がらない」など、現在のクラブに対する悩みや、リシャフトによってどう改善したいのかを具体的に伝えましょう。
このとき、普段の平均スコアやヘッドスピード、ゴルフ歴などを伝えると、より的確なアドバイスがもらえます。予算の上限を伝えておくことも大切です。この最初のカウンセリングが、最適なシャフト選びの第一歩となります。
STEP2:シャフト選びとフィッティング
カウンセリングの内容をもとに、スタッフがいくつかのシャフト候補を提案してくれます。多くのショップや工房では、試打クラブが用意されており、実際に打って感触を確かめることができます。
可能であれば、弾道測定器を使ったフィッティングを受けることを強くおすすめします。 自分のスイングデータ(ヘッドスピード、打ち出し角、スピン量など)を客観的な数値で見ることで、感覚だけでは分からない最適なシャフトのスペック(重さ、硬さ、キックポイントなど)を見つけ出すことができます。 納得がいくまで色々なシャフトを試し、最高の1本を決めましょう。
STEP3:作業と納期
シャフトが決まったら、クラブを預けて作業を依頼します。この際、クラブの長さやグリップの種類、バランスなどの最終確認を行います。
作業にかかる期間(納期)は、依頼先や混雑状況によって大きく異なります。
納期の目安は、ウッド1本であれば即日~数日、アイアンセットの場合は3日~1週間程度です。
店舗に希望のシャフトやグリップの在庫があれば、早ければ30分~1時間程度で完了することもあります。 しかし、パーツの取り寄せが必要な場合や、工房が混み合っている場合は1週間以上かかることもあります。 大切なコンペやラウンドの予定がある場合は、余裕をもって依頼するようにしましょう。
STEP4:受け取りと確認
作業が完了したら、店舗でクラブを受け取ります。その場で、仕上がりを確認しましょう。注文通りの長さになっているか、グリップは真っ直ぐ装着されているか、ヘッドに傷がついていないかなどをチェックします。
多くの店舗では、リシャフト前後のクラブスペック(総重量、バランス、振動数など)を記載したシートを渡してくれます。 このデータを見ることで、クラブがどのように変化したのかを客観的に把握することができます。家に帰ったら、実際に練習場で打ってみて、新しい相棒とのフィーリングを確かめてみてください。
リシャフトする前に知っておきたいメリット・デメリット
リシャフトは多くのゴルファーにとって有効な選択肢ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。両方を正しく理解した上で、自分にとってリシャフトが必要かどうかを判断しましょう。
リシャフトの3つのメリット
まず、リシャフトによって得られる主なメリットを3つご紹介します。
- 自分にぴったりのクラブが手に入る
最大のメリットは、自分のスイングタイプや体力、好みに合わせてクラブを最適化できることです。 市販のクラブは多くの人に合うように作られていますが、必ずしも自分に合っているとは限りません。 リシャフトによって、お気に入りのヘッドを活かしつつ、最高のパフォーマンスを引き出すクラブを作ることができます。 - 飛距離アップや方向性の安定が期待できる
自分に合ったシャフトは、スイングの再現性を高め、ミート率を向上させます。 これにより、ヘッドスピードが上がったり、ボールに効率よくエネルギーが伝わったりして、飛距離が伸びる可能性が高まります。 また、オーバースペック(硬すぎる・重すぎる)やアンダースペック(柔らかすぎる・軽すぎる)なシャフトを使っていることによるミスが減り、球筋が安定する効果も期待できます。 - クラブを買い替えるより安く済む場合がある
最新モデルのゴルフクラブは高価ですが、リシャフトであればヘッドはそのまま使用するため、新しいクラブを丸ごと購入するよりも費用を抑えられる場合があります。 特に、ヘッドは気に入っているけれどシャフトだけが合わない、という場合には非常に有効な手段です。
リシャフトの2つのデメリット
次に、注意しておきたいデメリットを2つ見ていきましょう。
- 費用がかかる
当然ですが、リシャフトには工賃やパーツ代といった費用が発生します。特に、高性能なカスタムシャフトを選ぶと、新品のクラブが買えてしまうほどの金額になることもあります。 必ずしも安く済むわけではない、という点は理解しておく必要があります。 - 必ずしも良い結果になるとは限らない
専門家と相談して慎重にシャフトを選んでも、実際にコースで使ってみると思ったような結果が出ない可能性もゼロではありません。 フィッティングスタジオでの結果と、実際のラウンドでのフィーリングが異なることもあり得ます。一度リシャフトすると元の状態に戻すのは難しいため、慎重な判断が求められます。
こんな人はリシャフトを検討しよう
メリットとデメリットを踏まえた上で、以下のような悩みを持つ方はリシャフトを検討する価値が大いにあります。
- 今のクラブでスライスやフックが頻繁に出る
- 球が上がりにくい、または上がりすぎて飛距離をロスしている
- クラブが重すぎると感じる、または軽すぎて手打ちになってしまう
- ヘッドは気に入っているが、もっと飛距離を伸ばしたい
- 中古で買ったクラブのシャフトが自分に合っていない気がする
もし一つでも当てはまるなら、一度ゴルフショップや工房で相談してみてはいかがでしょうか。専門家のアドバイスを受けるだけでも、新たな発見があるかもしれません。
リシャフト料金を賢く抑えるポイントと注意点
リシャフトは効果的なカスタムですが、できれば費用は抑えたいものです。ここでは、料金を賢く抑えるためのポイントと、依頼する際の注意点について解説します。
パーツ(シャフト・グリップ)を持ち込む場合
インターネット通販や中古ショップなどで安く手に入れたシャフトやグリップを、お店に持ち込んで交換してもらう方法です。パーツ代を抑えられるため、総額を安くできる可能性があります。
ただし、持ち込みには注意が必要です。
多くの店舗では、持ち込みの場合の工賃を通常よりも高く設定しています。 例えば、通常工賃が3,300円のところ、持ち込みだと4,400円~5,500円程度になるケースがあります。
また、持ち込んだシャフトに傷や欠陥があった場合、作業を断られたり、作業後の保証が受けられなかったりすることもあります。 偽物のシャフトも出回っているため、信頼できるルートで購入することが大前提です。持ち込みを検討する場合は、事前にお店に連絡し、対応可能か、工賃はいくらになるかを確認しておきましょう。
スリーブ付きシャフトの交換
最近のドライバーやフェアウェイウッドは、「カチャカチャ」と呼ばれる調整機能が付いており、ヘッドとシャフトをレンチで簡単に着脱できます。この先端部分についている部品を「スリーブ」と呼びます。
同じメーカーの同じタイプのスリーブであれば、シャフトだけを中古ショップなどで購入し、自分で交換することができます。 これなら工賃は一切かかりません。
もし、今使っているシャフトに別のメーカーのスリーブを取り付けたい場合は、ショップや工房に依頼する必要があります。スリーブ交換の工賃は、通常のシャフト交換と同程度で、3,300円~5,500円が相場です。
信頼できるお店の選び方
リシャフトで満足のいく結果を得るためには、信頼できるお店選びが非常に重要です。料金の安さだけで選ぶのではなく、以下のポイントをチェックしましょう。
- カウンセリングが丁寧か
こちらの悩みや希望を親身に聞いてくれるか、専門用語ばかりでなく分かりやすく説明してくれるかは重要なポイントです。 - フィッティング設備が充実しているか
弾道測定器などの機材があり、客観的なデータに基づいてシャフト選びを手伝ってくれるお店が理想的です。 - シャフトの知識が豊富か
様々なメーカーのシャフトの特徴を熟知しており、幅広い選択肢の中から最適なものを提案してくれるスタッフがいると心強いです。 - 作業実績が豊富で評判が良いか
実際にそのお店でリシャフトした人の口コミや評判を参考にしてみるのも良いでしょう。
最終的に、納得して任せられると感じるお店を選ぶことが、リシャフト成功の一番の近道です。
リシャフト料金を理解して、最適なクラブを手に入れよう

この記事では、ゴルフクラブのリシャフトにかかる料金について、その内訳や相場、依頼先ごとの違いなどを詳しく解説しました。
リシャフトの料金は、工賃・シャフト代・グリップ代の合計で決まります。総額は選ぶパーツによって大きく変動しますが、ドライバーで15,000円~60,000円、アイアン1本で5,000円~30,000円程度が目安です。
依頼先にはゴルフ工房、大手ゴルフショップ、メーカーといった選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。初心者の方や料金を抑えたい方は大手ショップ、専門的なフィッティングや細かい調整を求めるなら工房がおすすめです。
自分に合わないクラブで悩み続けるよりも、リシャフトという選択肢を検討することで、ゴルフがもっと楽しく、快適になる可能性があります。この記事を参考に、リシャフト料金への理解を深め、ぜひあなたにとって最高の一本を手に入れてください。



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