「ゴルフ女子」という言葉もすっかり定着し、ゴルフを楽しむ女性が増えていますね。
コースデビューを果たしたばかりの方も、長年楽しんでいる方も、気になるのが「自分のスコアって、他の人と比べてどうなんだろう?」ということではないでしょうか。
特に「ゴルフスコアの平均が女性だとどれくらいなのか」は、目標設定をする上でとても気になりますよね。
この記事では、女性ゴルファーの平均スコアをレベル別に詳しく解説するとともに、多くの人が目標にする「120切り」や「100切り」を達成するための具体的な練習方法やコースマネジメント術まで、わかりやすくご紹介します。自分の現在地を知り、次のステップへ進むためのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
女性のゴルフスコア平均は?レベル別の目安を知ろう
ゴルフを楽しむ上で、自分のスコアがどのレベルにあるのかを知ることは、モチベーション維持や目標設定に繋がります。まずは、女性ゴルファー全体の平均スコアと、レベル別のスコア目安を見ていきましょう。
まずは知りたい!女性ゴルファー全体の平均スコア
女性アマチュアゴルファーの平均スコアは、一般的に「110〜120」と言われています。 もちろん、ゴルフ歴や練習頻度、年齢などによって個人差はありますが、多くの女性がこの範囲に収まるようです。
男性の平均スコアが約99であることと比較すると、少し高めの数値になっています。 この差が生まれる主な理由としては、やはり男女の体力差による「飛距離」の違いが挙げられます。
しかし、飛距離が全てではないのがゴルフの面白いところ。女性は男性に比べて、力任せのスイングになりにくく、コントロールが安定しやすい傾向があります。 そのため、アプローチやパターなどのショートゲームを磨くことで、飛距離の差をカバーし、スコアをまとめていくことが可能です。
まずは平均スコアである110〜120という数字を一つの目安として捉え、自分のペースで上達を目指していきましょう。
【初心者】120切りが最初の目標!平均スコアの目安
ゴルフを始めたばかりの女性や、コースデビューしたての初心者の場合、平均スコアは130〜160くらいが一般的です。 初めてのラウンドでは、150〜160というスコアも珍しくありません。
慣れないコースでのプレーは、練習場通りに打てないことがほとんど。ボールがどこに飛んでいくかわからなかったり、何度も空振りしてしまったり…。「周りに迷惑をかけていないかな?」と不安になるかもしれませんが、心配しすぎる必要はありません。
スコア120は、初心者の平均的なスコアと言われており、このスコアでプレーしても周りに迷惑をかける心配はほとんどありません。 むしろ、スコアの数字よりも、プレーの進行をスムーズにする「プレーファースト」の意識を持つことの方が大切です。
初心者の段階で目指したい最初の大きな目標が「スコア120切り」です。18ホールすべてを「ダブルボギー(各ホールの規定打数より2打多い状態)」で回るとスコアは108になります。 つまり、すべてのホールでトリプルボギー(+3打)を叩かなければ、120切りは達成できる計算になります。
まずは大きなミスを減らし、着実にボールを前に進めることを意識して、120切りを目指してみましょう。この目標をクリアできると、ゴルフがさらに楽しくなるはずです。
【中級者】100切り達成!アベレージゴルファーの仲間入り
安定して110台で回れるようになり、次のステップとして見えてくるのが「スコア100切り」という大きな目標です。女性ゴルファーの場合、スコア100〜110が中級者の目安とされています。
100切りを達成すると、ゴルファーとして「一人前」と見なされることが多く、大きな自信に繋がるでしょう。
では、実際に100切りを達成している女性はどのくらいいるのでしょうか。ある調査では、女性ゴルファーの中で100切りを達成している割合は37%というデータがあります。 他の調査では、約3〜4割、あるいは15〜25% というデータもあり、決して簡単な目標ではないことがわかります。
100切りを達成するためには、ドライバーショットの安定性に加え、特にアプローチやパターといったグリーン周りのショートゲームの精度を高めることが不可欠です。 すべてのホールを「ボギー(規定打数より1打多い状態)」で回るとスコアは90になるため、半分以上のホールをボギー以内で収める技術が必要になります。
【上級者】目指せ90切り!一目置かれる存在に
コンスタントに100切りを達成できるようになったら、次なる目標は「90切り」です。スコア90台で安定してプレーできるようになると、アマチュアゴルファーの中では「上級者」と呼ばれ、周りから一目置かれる存在になるでしょう。女性ゴルファーの上級者のスコア目安は、70台から90台とされています。
90切りを達成するためには、これまでのスキルに加えて、より高度なコースマネジメント能力が求められます。
ただ闇雲にピンを狙うのではなく、コースの形状やハザード(池やバンカーなど)の位置を考慮し、自分の得意な距離を残すような戦略的なプレーが必要不可欠です。
また、どんな状況でも冷静さを失わないメンタルの強さも重要になります。 ミスショットをしても引きずらず、次のショットに集中して気持ちを切り替える能力が、スコアを大きく左右します。
高い技術力と精神力、そして戦略性を兼ね備えて初めて、90切りという高い壁を越えることができるのです。
なぜスコアがまとまらない?女性ゴルファーが陥りがちな課題

「練習はしているのに、なかなかスコアが良くならない…」と悩んでいる女性ゴルファーは少なくありません。スコアがまとまらない原因は人それぞれですが、女性ゴルファーに共通してみられるいくつかの課題があります。ここでは、その代表的なものをいくつかご紹介します。
飛距離が出ない…パワー不足を補うスイングの考え方
多くの女性ゴルファーが最初に直面する課題が「飛距離が出ない」ということです。男性との体力や筋力の差から、どうしてもドライバーの飛距離で劣ってしまう傾向があります。
飛距離が出ないと、パー4やパー5のホールでグリーンを狙うまでに多くの打数を費やしてしまい、結果的にスコアを崩す原因となります。
しかし、この課題は考え方と練習次第で克服可能です。重要なのは、力任せに振るのではなく、体全体を使った効率の良いスイングを身につけること。 腕の力だけで打とうとすると、スイングが不安定になり、かえって飛距離をロスしてしまいます。体の回転(捻転)を意識し、下半身から上半身へとスムーズに力を伝えることで、ヘッドスピードは自然と上がります。
また、無理に飛距離を追い求めるのではなく、「自分が安定して打てる距離」を正確に把握し、その距離を基準にコース戦略を立てることがスコアメイクの近道です。
アプローチやパターでのミスが多い…ショートゲームの重要性
スコアをまとめる上で、飛距離以上に重要になるのが、グリーン周りからのアプローチやパターといった「ショートゲーム」です。
100切りができないゴルファーの多くは、このショートゲームで無駄な打数を重ねています。
たとえば、せっかくドライバーショットが上手くいっても、グリーン周りからのアプローチでトップしたり、ダフったりして、結局グリーンに乗せるまでに3打も4打もかかってしまうケースはよくあります。さらに、グリーンに乗ってからも3パット、4パットとしてしまっては、スコアはあっという間に増えてしまいます。
女性ゴルファーは、飛距離のハンデをショートゲームの正確さでカバーすることが可能です。 練習場ではドライバーやアイアンの練習に時間を割きがちですが、自宅でできるパター練習や、練習場でのアプローチ練習の比重を増やすことを強くおすすめします。
コースマネジメントが難しい…戦略的なプレーとは?
「コースマネジメント」と聞くと、上級者向けの話のように感じるかもしれませんが、実は初心者やアベレージゴルファーにこそ重要な考え方です。
コースマネジメントとは、簡単に言えば「どのようにホールを攻略していくか」という計画を立てること。
例えば、ティーショットを打つ際に、ただ漠然とフェアウェイの真ん中を狙うのではなく、「次のショットを打ちやすいのはどこか?」「池やバンカーなどのハザードを避けるにはどこを狙うべきか?」といったことを考えてショットに臨むことが大切です。
初心者のうちは、パーやバーディーを狙うのではなく、「いかに大叩きをしないか」を考えるのが基本戦略です。 無理にグリーンを直接狙って難しい状況に陥るよりも、一度安全な場所に刻んでから、次のショットで確実にグリーンに乗せる、といった判断がスコアを安定させます。
自分の実力を過信せず、常に次のショットのことを考えたプレーを心がけることで、無駄な1打を減らすことができます。
メンタルの影響…一打のミスを引きずらない考え方
ゴルフは「メンタルのスポーツ」とよく言われます。 特に女性は、ミスショットをした際に「どうしよう」「次も失敗したら…」とネガティブな感情を引きずりやすい傾向があるかもしれません。
一度のミスで冷静さを失い、焦って次のショットを打つと、さらにミスを重ねてしまうという悪循環に陥りがちです。
スコアを安定させるためには、技術だけでなく、ミスをしてもすぐに気持ちを切り替えるメンタルの強さが必要です。 プロゴルファーでさえ、1ラウンドに何回もミスショットをします。大切なのは、ミスを反省しつつも、過去のショットに囚われず、目の前の一打に100%集中すること。
「ミスは出るもの」と割り切り、深呼吸をするなどしてリラックスを心がけましょう。ポジティブな気持ちでプレーすることが、結果的に良いスコアに繋がります。
平均スコアを上げる!120切り・100切り達成のための具体的な練習方法
目標スコアを達成するためには、ただ闇雲にボールを打つのではなく、課題を意識した効率的な練習が不可欠です。ここでは、スコアアップの鍵となるクラブ別に、具体的な練習方法やドリルをご紹介します。
ドライバーの安定性を高める練習ドリル
120切りや100切りを目指す上で、ドライバーショットに求められるのは飛距離よりも「安定性」です。OB(アウトオブバウンズ)を一回打つだけで2打罰(※ルールにより1打罰の場合もあり)となり、スコアを大きく崩す原因になります。まずは、大きなミスをせず、確実にフェアウェイか、少なくとも次のショットが狙えるラフにボールを運ぶことを目標にしましょう。
フルスイングばかりではなく、まずは腰から腰までの振り幅(ハーフスイング)でボールを打つ練習を取り入れましょう。 この練習の目的は、クラブフェースの面を意識し、ボールを真っ直ぐ飛ばす感覚を養うことです。小さなスイングで芯に当たる感覚を掴むことで、フルスイングでも再現性の高いショットが打てるようになります。慣れてきたら、徐々にスイングの幅を大きくしていきましょう。
また、ティーショットでドライバーを持つことに固執する必要はありません。 ホールが狭い、あるいはOBのリスクが高いと感じたら、フェアウェイウッドやユーティリティ、得意なアイアンで刻む勇気もスコアメイクには重要です。
正確なショットを生むアイアン練習のポイント
アイアンショットは、グリーンを狙ったり、次打を打ちやすい場所にボールを運んだりするための重要なクラブです。ここでも大切なのは、飛距離よりも「方向性」と「距離感」の正確性です。
練習では、まず7番アイアンや8番アイアンといったミドルアイアン、ショートアイアンを中心に練習するのがおすすめです。 これらのクラブで安定したショットが打てるようになると、他の番手にも応用が利きます。
練習の際は、ただマットの上のボールを打つだけでなく、目標(ターゲット)をしっかりと定め、そこに対して真っ直ぐ構える「アドレス」の確認を毎回行いましょう。 自分の打ちたい方向に対して、肩、腰、足のラインが平行になっているかを確認する癖をつけることが大切です。
また、「自分の7番アイアンはキャリー(ボールが飛んで地面に落ちるまでの距離)で何ヤード飛ぶのか」というように、番手ごとの飛距離を正確に把握しておくことも、コースマネジメントにおいて非常に重要です。
スコアメイクの要!アプローチの距離感を養う方法
スコア100切りを達成するためには、アプローチの精度向上が必須と言っても過言ではありません。 特に、グリーンまで残り50ヤード以内の短い距離を、いかに少ない打数でカップに近づけられるかがスコアを大きく左右します。
この練習は、フルショットができないような短い距離のアプローチ練習場や、ショートコースで実践するのが非常に効果的です。 練習場では、打席から近い目標物を狙って繰り返し練習し、安定して同じ距離を打てるように体に覚え込ませましょう。地道な練習ですが、この努力が必ず本番でのスコアに繋がります。
3パットを撲滅!パター上達の秘訣
アプローチと同様に、スコアに直結するのがパッティングです。目標スコアを達成するためには、3パットをなくし、できるだけ2パット以内でホールアウトすることが絶対条件です。
パター練習は、自宅のパターマットでも十分に可能です。 毎日5分でも10分でも良いので、クラブに触れる習慣をつけましょう。
練習のポイントは2つあります。一つは「短い距離を確実に決める」こと。1メートル程度の短いパットを外してしまうと、精神的なダメージも大きく、スコアにも響きます。カップインの確率を高めるため、まっすぐ打つ練習を繰り返しましょう。
もう一つは「ロングパットの距離感を養う」こと。長い距離のパットで大切なのは、一回で入れようとするのではなく、「次のパットが楽に打てる距離(OKパットがもらえるくらいの距離)に寄せる」という意識です。パターマットで、様々な距離を打ち分ける練習をして、距離感を磨きましょう。
コースで実践!スコアアップに繋がるマネジメント術
練習場で技術を磨くだけでなく、実際のコースでその技術を最大限に活かすための「マネジメント術」を身につけることもスコアアップには欠かせません。ここでは、ラウンド当日に意識したいポイントをいくつかご紹介します。
スタート前の準備が肝心!ウォーミングアップとコースの確認
ラウンド当日は、スタート時間のギリギリにゴルフ場に到着するのではなく、少なくとも1時間前には着いておくようにしましょう。
まずはストレッチで体をほぐし、怪我の予防とスムーズなスイングができる状態を作ります。その後、練習グリーンでパターの距離感やタッチを確認し、打撃練習場で実際にボールを打ってその日の体の調子をチェックします。
ウォーミングアップと同時に、プレーするコースの情報を確認しておくことも重要です。スコアカードやコースレイアウト図を見て、各ホールの距離、パー設定、池やバンカーなどのハザードの位置を把握しておきましょう。特に、ドッグレッグ(ホールが左右に曲がっている)のホールや、ティーグラウンドからグリーンが見えないホールなどは、あらかじめ攻め方をイメージしておくと、冷静にプレーを進めることができます。
無理は禁物!番手選びと狙いどころの考え方
コースに出ると、つい「少しでも遠くに飛ばしたい」「グリーンに近づけたい」という気持ちが強くなりがちですが、スコアをまとめるためには「無理をしない」という判断が非常に重要です。
例えば、林の中にボールが入ってしまった場合。グリーン方向が木で遮られているのに、無理にその隙間を狙って打とうとすると、木に当たってさらに状況が悪化する可能性があります。このような場合は、一度フェアウェイの広い場所に出すことを最優先に考え、短い番手で確実に脱出させましょう。
また、長いパー4のセカンドショットで、グリーンまで距離が残っている場合も同様です。自分の飛距離では届かないのに、無理に長いクラブでグリーンを狙うと、大きなミスに繋がることがあります。そんな時は、自分の得意な距離が残るように、手前に刻むという選択肢を持つことが大切です。大叩きを防ぎ、次のアプローチでパーやボギーを狙うという堅実なマネジメントが、結果的に良いスコアを生み出します。
トラブルショットからの脱出法と気持ちの切り替え方
ゴルフにトラブルはつきものです。バンカーに入ってしまったり、深いラフに捕まってしまったり、傾斜地からのショットを余儀なくされたりと、様々な難しい状況に直面します。
こうしたトラブルショットで重要なのは、「一打で脱出する」ことを最優先に考えることです。
そして、トラブルショットの後こそ、メンタルのコントロールが重要になります。 ミスをしてしまった事実は変えられません。大切なのは、そのミスを引きずらず、「次のショットに集中する」ことですぐに気持ちを切り替えること。 深呼吸をしたり、遠くの景色を眺めたりして、一度リセットする時間を作りましょう。前向きな気持ちで次のショットに臨むことが、さらなるミスを防ぐ最善策です。
スコアカードの正しい付け方とラウンド後の振り返り
ゴルフを楽しむ上で、スコアカードを正しくつけることは基本的なマナーの一つです。各ホール終了後、グリーンを離れてから速やかに自分の打数を記入しましょう。プレーの進行を妨げないように、同伴者のスコアも確認しながら記入するのが一般的です。
スコアカードは、単なるスコアの記録だけでなく、自分のプレーを振り返るための貴重なデータにもなります。ラウンド後にぜひやっていただきたいのが、スコアの振り返りです。
例えば、「OBを打ったホール」「3パット以上したホール」「バンカーから脱出するのに苦労したホール」などをチェックし、その原因を考えてみましょう。「ドライバーの調子が悪かった」「アプローチの距離感が合わなかった」など、具体的な課題が見えてくるはずです。
この振り返りを行うことで、次の練習で何をすべきかが明確になり、効率的な上達に繋がります。ぜひ、スコアカードを活用して、自分のゴルフを分析する習慣をつけてみてください。
まとめ:自分のペースで目標達成!ゴルフスコア平均(女性)を意識して楽しもう

今回は、女性のゴルフスコアの平均から、スコアアップのための具体的な練習方法、コースマネジメント術まで幅広くご紹介しました。
平均スコアはあくまで一つの目安です。大切なのは、周りと比べることではなく、自分のペースで目標を設定し、ゴルフを楽しむことです。 今日できなかったことが明日できるようになる、その成長の過程こそがゴルフの醍醐味と言えるでしょう。この記事でご紹介したヒントを参考に、ぜひ次のラウンドや練習に活かしてみてください。あなたのゴルフライフが、より一層充実したものになることを願っています。



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