50代になり、ご自身の時間を楽しむ趣味としてゴルフを始められたり、若い頃ぶりに再開されたりする女性は多いのではないでしょうか。
「同世代の女性はどれくらいのスコアで回っているの?」「自分の実力ってどのくらいなんだろう?」と、周りの方のゴルフスコアが気になることもあるかもしれません。
この記事では、50代女性のゴルフの平均スコアについて、具体的なデータをもとに詳しく解説します。さらに、多くの方が目標とされる「100切り」を達成するための練習方法や、スコアだけにこだわらずにゴルフを長く楽しむためのヒントまで、わかりやすくご紹介します。ご自身のペースでゴルフライフを充実させるための参考にしてみてください。
50代女性のゴルフスコア、平均はどのくらい?
まずは気になる50代女性の平均スコアについて見ていきましょう。自分の現在の立ち位置を把握することで、今後の目標設定がしやすくなります。ただし、大切なのはスコアだけではありません。周りと比べすぎず、ご自身のペースで楽しむことが上達への一番の近道です。
まずは知っておきたい!50代女性の平均スコア
50代女性のゴルフの平均スコアは、一般的に110〜120台が目安とされています。 もちろん、これはゴルフ歴や練習頻度、体力などによって大きく変わるため、あくまで一つの目安として捉えてください。 例えば、週に1回以上ラウンドしている方や、定期的にレッスンに通っている方であれば、安定して100前後で回る方も少なくありません。
ゴルフを始めたばかりの初心者の方であれば、スコアが130〜140以上になることもごく普通のことです。 最初からうまくいく人はいません。空振りしたり、ボールがまっすぐ飛ばなかったりするのも、ゴルフの楽しさの一部です。大切なのは、一打一打を楽しみながら、少しずつ上達していく過程を味わうことです。
経験年数で見るスコアの違い
当然ながら、ゴルフの経験年数によって平均スコアは変わってきます。ゴルフ歴が1年未満の初心者の方のスコアは「120以上」が約半数を占めるというデータもあります。 一方で、ゴルフ歴が5年以上になると、100を切るスコアを出す方も増えてきます。
これは、経験を積むことでスイングが安定し、コースの攻略法(コースマネジメント)も身についてくるためです。 50代からゴルフを始める場合、若い頃と比べて体力的な変化はありますが、経験や落ち着いた判断力でスコアをまとめていくことができます。 飛距離が出なくても、正確なショットを積み重ねることで、十分に良いスコアを目指せるのがゴルフの奥深いところです。
ゴルフ歴が長くなると、技術だけでなく精神的な余裕も生まれます。ミスショットをしても焦らず、次のショットに集中できる冷静さが、安定したスコアにつながるのです。
「120切り」が最初の大きな目標
ゴルフを始めたばかりの方がまず目指したい目標が「スコア120切り」です。スコア120は、ゴルフ初心者を卒業する一つの目安とされています。 全てのホールをダブルボギー(規定打数より2打多い)で回るとスコアは108、トリプルボギー(規定打数より3打多い)だと126になります。 つまり、いくつかのホールをダブルボギーで収めることができれば、120切りは十分に達成可能な目標なのです。
120というスコアは、周りに迷惑をかける心配も少ないレベルです。 むしろ、ゴルフの基本的な流れを理解し、成長を感じられる段階と言えるでしょう。 大きな目標を立てることも素敵ですが、まずは「120を切る」という具体的な目標を持つことで、練習にも身が入りやすくなります。この目標を達成できた時の喜びは、ゴルフを続ける大きなモチベーションになるはずです。
周りと比べすぎないことが大切
平均スコアを知ると、つい自分のスコアと比べて一喜一憂してしまうかもしれません。しかし、ゴルフは個人競技であり、楽しむことが何よりも大切です。スコアが良い日もあれば、悪い日もあります。プロゴルファーでさえ、日によってスコアが10打以上変わることも珍しくありません。
特に50代は、ゴルフをプレーする女性が最も多い年代と言われています。 大切なのは、気の合う仲間とのおしゃべりや、美しい自然の中を歩くこと、おしゃれなウェアで気分を上げることなど、スコア以外の楽しみを見つけることです。 周りと比べるのではなく、昨日の自分より少しでも成長できた点を見つけて褒めてあげる。そんなポジティブな気持ちが、結果的にスコアアップにも繋がっていきます。
スコア100切りを目指す!50代からの具体的な練習法

「120切り」を達成したら、次に見えてくるのが「100切り」という大きな目標です。安定して100を切れるようになると、中級者の仲間入りと言えるでしょう。 ここでは、50代の女性が無理なく、かつ効果的に100切りを目指すための練習方法をご紹介します。
飛距離より方向性!安定したショットを身につける
年齢とともに「飛距離が落ちてきた」と感じる方は多いかもしれません。しかし、100切りを目指す上で重要なのは、飛距離よりも「方向性」です。 無理に飛ばそうとして力むと、スイングが乱れてしまい、OB(オービー:コース外にボールが出てしまうペナルティ)や林の中へ打ち込んでしまう原因になります。結果的に、余計な打数を重ねてしまうことになりかねません。
大切なのは、自分が楽に振れる範囲で、確実にボールを前に運ぶことです。練習場では、フルスイングばかりでなく、腰から腰までの振り幅(ハーフスイング)で、ボールの芯を捉える練習を繰り返しましょう。 この練習は、スイングの再現性を高め、ショットの安定に直結します。たとえ飛距離が150ヤードでも、毎回同じ方向に打てれば、コース攻略は格段に楽になります。自信のないドライバーを無理に使うより、得意なクラブで着実に刻んでいく勇気も、スコアメイクには必要です。
アプローチとパターがスコアメイクの鍵
ゴルフのスコアの約半分は、グリーン周りでのアプローチショットとパターで構成されていると言われています。つまり、この2つを上達させることが、スコアアップへの一番の近道なのです。 特に100切りを目指すレベルでは、ドライバーの飛距離を20ヤード伸ばすよりも、3パットを2パットに減らす方がはるかに簡単で効果的です。
アプローチの練習では、50ヤード以内の短い距離を正確に打ち分ける練習を重点的に行いましょう。 振り幅を変えながら、どのくらいの強さで打てば、どのくらいボールが飛んで転がるのか、自分なりの距離感を掴むことが重要です。自宅にパターマットを用意すれば、毎日手軽にパッティングの練習ができます。テレビを見ながらでも、1日10分続けるだけで、本番での自信と集中力が格段に変わってくるはずです。ショートゲームを制する者が、ゴルフを制すると言っても過言ではありません。
グリーン(カップがある場所)周りから、ボールをカップに寄せるためのショットのこと。
無理のないスイングで怪我を防ぐ
50代からのゴルフで長く楽しむためには、体に負担の少ない、無理のないスイングを身につけることが非常に重要です。 若い頃と同じように力任せにクラブを振ると、腰や膝、肘などを痛めてしまう原因になります。大切なのは、体幹(体の中心軸)を意識し、腕の力だけでなく、体の回転を使ってボールを打つことです。
スイングの始動はゆっくりと、トップで焦らず、フィニッシュまでしっかりと振り抜くことを意識しましょう。リラックスして、スムーズなリズムで振ることが、結果的にヘッドスピード(クラブヘッドの速さ)を上げ、飛距離アップにも繋がります。 練習の前には必ずストレッチを行い、体を十分にほぐしてからボールを打つようにしてください。ゴルフは生涯スポーツです。怪我をしてしまっては元も子もありません。自分の体と相談しながら、長く続けられるスイングを見つけていきましょう。
自宅でできる効果的なトレーニング
ゴルフの上達には練習場での打ち込みも大切ですが、自宅でできるトレーニングを組み合わせることで、さらに効果を高めることができます。特に、50代女性にとっては、筋力や柔軟性を維持することが飛距離アップや怪我の予防に繋がります。
おすすめなのは、体幹を鍛えるトレーニングです。 例えば、プランクやヨガのポーズなどは、スイングの軸を安定させるのに非常に効果的です。また、日々のストレッチで肩甲骨周りや股関節の柔軟性を高めることで、スイングの可動域が広がり、よりスムーズな体の回転が可能になります。 その他にも、タオルを使った素振りや、グリップを握る力を鍛えるハンドグリップのトレーニングも有効です。 無理のない範囲で、日常生活の中に少しずつトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。体力と筋力がアップすることで、ラウンド後半でも疲れにくくなり、集中力を維持できるというメリットもあります。
体力の変化と上手に付き合うためのゴルフ術
50代になると、若い頃に比べて体力の変化を感じる場面も増えてくるかもしれません。しかし、工夫次第でゴルフのパフォーマンスを維持し、さらに向上させることも可能です。ここでは、体力の変化と上手に付き合いながらゴルフを楽しむための具体的な方法をご紹介します。
自分に合ったゴルフクラブを選ぼう
50代女性がゴルフを楽しむ上で、自分に合ったクラブを選ぶことは非常に重要です。 体力や筋力の変化に合わせてクラブを見直すことで、スイングが楽になり、飛距離が伸びることも少なくありません。
特にドライバーを選ぶ際は、軽くて、シャフト(棒の部分)が柔らかいモデルがおすすめです。 軽いクラブはスイングスピードを上げやすく、シャフトのしなりをうまく利用することで、力に頼らなくてもボールを遠くまで飛ばすことができます。 また、アイアンはボールが上がりやすく、ミスに強い「キャビティバック」という形状のものが良いでしょう。 最近では、ロングアイアンの代わりに、楽にボールを飛ばせる「ユーティリティ(ハイブリッド)」というクラブを入れるのが主流です。 クラブフィッティングなど専門家のアドバイスを受けながら、今の自分にとって最適な一本を見つけることが、スコアアップへの近道です。
クラブの進化は目覚ましく、最新のクラブは少ない力でも飛距離が出やすいように設計されています。 昔のクラブをずっと使い続けている方は、一度試打をしてみることをお勧めします。
疲れにくいラウンドの回り方
18ホールを歩きながらプレーするゴルフは、想像以上に体力を消耗します。特に夏の暑い日や、アップダウンの激しいコースでは、後半にバテてしまい、スコアを崩してしまうことも。疲れにくいラウンドの回り方を工夫することで、最後まで集中力を切らさずにプレーを楽しむことができます。
まず、積極的にゴルフカートを利用しましょう。特にホール間の移動や、坂道ではカートに乗ることで体力の消耗を抑えられます。また、ラウンド中の水分補給はこまめに行い、夏場は塩分補給も忘れずに行うことが大切です。ショットの合間には、日傘をさしたり、木陰で休んだりして、直射日光を避ける工夫も有効です。プレーの進行(プレーファスト)を意識することは大切ですが、自分の番が来るまではリラックスして体力を温存しましょう。無理をせず、自分のペースでラウンドすることが、結果的に良いプレーに繋がります。
ストレッチとクールダウンを習慣に
プレー前後の体のケアは、怪我の予防と翌日に疲れを残さないために非常に重要です。特に50代からは、筋肉や関節の柔軟性が低下しやすいため、ストレッチを習慣づけることを強くお勧めします。
ラウンド前には、アキレス腱や股関節、肩甲骨周りなど、スイングで使う部分を中心に、時間をかけてゆっくりとストレッチを行いましょう。体を温め、可動域を広げることで、スムーズなスイングが可能になり、怪我のリスクを減らすことができます。そして、プレー後にはクールダウンを忘れずに行いましょう。使った筋肉をほぐす軽いストレッチや、お風呂でゆっくり体を温めることで、筋肉痛の軽減や疲労回復を促進します。こうした日々の地道なケアが、長くゴルフを楽しむための土台となるのです。
スコアだけじゃない!50代からゴルフを長く楽しむコツ
ゴルフの魅力は、スコアを競うことだけではありません。50代からは、勝ち負けにこだわるだけでなく、ゴルフを通じて得られる豊かな経験そのものを楽しむ視点を持つことが、ゴルフライフをより充実させてくれます。
ファッションやおしゃれを楽しむ
ゴルフの楽しみの一つに、おしゃれなゴルフウェアやアクセサリーを身につけることが挙げられます。機能性はもちろん、デザイン性の高いウェアが数多くあり、季節や気分に合わせてコーディネートを考えるのは、女性ゴルファーならではの楽しみと言えるでしょう。
お気に入りのウェアを身につけると、気分が上がり、プレーにも良い影響を与えることがあります。普段は着ないような明るい色や柄に挑戦してみるのも、ゴルフ場という非日常の空間ならではの楽しみ方です。キャップやサンバイザー、グローブなどの小物で個性を出すのも素敵です。スコアが良い日も悪い日も、自分らしいおしゃれを楽しむことで、毎回のラウンドが特別な思い出になるはずです。
気の合う仲間とプレーする喜び
ゴルフは、気の合う仲間とのコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。 美しい景色の中、4〜5時間かけて一緒にラウンドを回ることで、普段はできないような深い話をしたり、冗談を言い合ったりと、かけがえのない時間を共有することができます。
ナイスショットを喜び合い、ミスショットを励まし合う。そんなやり取りを通じて、仲間との絆はより一層深まります。スコアの良し悪しだけでなく、「今日は楽しかったね」と笑い合える仲間がいることは、ゴルフを長く続ける上で大きな財産になります。ゴルフを通じて新しい友人ができることも少なくありません。50代は女性ゴルファーの人口が最も多い世代とも言われており、共通の趣味を持つ仲間を見つけやすい時期でもあります。
目標を細かく設定して達成感を得る
「100切り」のような大きな目標も大切ですが、それと同時に、毎回のラウンドで達成可能な小さな目標を設定することも、モチベーションを維持する上で効果的です。「今日はOBを1つに減らす」「3パットをしないホールを3つ作る」「バンカーから1回で脱出する」など、具体的で小さな目標を立ててみましょう。
たとえ最終的なスコアが目標に届かなくても、設定した小さな目標をクリアできれば、それは立派な成功体験です。その積み重ねが自信となり、ゴルフの楽しさをより深く感じさせてくれます。ラウンド後には、スコアカードを見ながら「あのホールのパーは嬉しかったな」「あのアプローチは上手くいった」など、良かった点を振り返る習慣をつけるのもおすすめです。自分の成長を実感することが、次への意欲に繋がります。
健康維持やリフレッシュ効果も
ゴルフは、心身の健康にも多くの良い影響を与えてくれます。ゴルフコースを1ラウンド歩くと、約10キロメートル、歩数にして1万歩以上になると言われています。これは、楽しみながらできる効果的なウォーキング運動です。
また、緑豊かな自然の中で過ごす時間は、日々のストレスを解消し、心身をリフレッシュさせてくれます。澄んだ空気を吸い込み、美しい景色を眺めながらプレーに集中することで、頭の中がすっきりとクリアになるのを感じられるでしょう。スコアアップを目指すこともゴルフの醍醐味ですが、こうした健康面でのメリットやリフレッシュ効果も、ゴルフが持つ大きな魅力の一つなのです。
まとめ:自分のペースでゴルフライフを!50代女性の平均スコアとの向き合い方

この記事では、50代女性のゴルフの平均スコアや、スコアアップのための練習法、そしてゴルフを長く楽しむためのヒントについて解説しました。
50代女性の平均スコアは110〜120台が目安ですが、これはあくまで参考の数字です。 大切なのは、周りと比べることではなく、ご自身のペースで目標を設定し、その過程を楽しむことです。「120切り」「100切り」といった目標は上達への良い刺激になりますが、スコアだけに一喜一憂せず、ファッション、仲間との交流、健康づくりといったゴルフの多面的な魅力を存分に味わうことが、豊かなゴルフライフに繋がります。
体力的な変化とも上手に付き合いながら、無理のない範囲で練習を続け、あなたらしいゴルフの楽しみ方を見つけていってください。



コメント